会社を辞めるときは円満退職がいいと言われていますが、なかには上司や先輩と合わなくなり、今すぐにでも仕事を辞めたいと思っている人もいるかもしれません。



誰にでも会社を辞めるのに理由がありますが、あえてその理由を会社に伝えれば不平不満になってしまい、トラブルのもとになることも考えられます。特に同業種への転職の技術職の場合は、円満退職の方がメリットも多いので、多少我慢してもしっかりと話し合い引き継ぎをしてからの退色をおすすめします。

■技術職の転職は円満退職がいいといわれる理由

技術職の人の場合、転職をしても同業種に移動することが多いのではないでしょうか。例えば、同じ仕事内容でも人間関係でうまくいかない、残業や給料面などに納得できず転職を考えた人も多いはずです。でも、その不平不満を会社で口にするのは絶対におすすめしません。

同業種は他社であってもとても狭い世界なので、あなたがどんなに面接で取り繕った上辺だけの質疑応答をしたとしても、以前の会社との知り合いがいればすぐにあなたの仕事ぶりは伝えられてしまいます。

また、前職の会社はクライアントを巡ってライバルになることだって十分に考えられます。中には協力会社になることだって考えられます。もしくは元同僚として人脈に繋がることだってあるのです。会社外のつながりは将来の自分の大きな財産になりますし、思いがけない場所で手を差し出して助けてくれる場合もあります。

ただしこれは円満退社に限った話になってしまい、顔向けできないような辞め方をしてしまうと同業種に敵が増えるだけの結果になってしまうのです。

■円満退職に必要な3つのポイント



円満退職が同業種の転職にはとても重要なことはわかってもらったと思います。ではどうやったら、余計なトラブルがなく円満退職ができるのでしょうか。

  • 退職の意思を伝えるタイミング

ほとんどの会社で退職の意思は予定日の1ヶ月以上前に申し出る形となっています。ただし、あなたが請け負っている仕事によっては後任を探さなくてはいけない場合もあり、時には3ヶ月程度の時間がかかる場合もあります。退職の意思が固まったら、できるだけ早く申し出て円滑な引き継ぎ作業ができるようにしましょう。

  • 転職先の情報は伝えない

会社を辞めて転職する場合、「転職は決まっているのかどうか?」を聞かれることがあります。大抵の人は「これから転職活動をしようと思っていて…」などと、新しい転職先が決まっていても伏せる場合があります。会社の上司にとってはあなたの退職で他の社員のモチベーションが下がってしまうのが一番の心配です。あえて新しい転職先の情報は伏せ、残って働く写真の人たちにも配慮するようにしましょう。嘘を付くことはあなたにとっても心苦しいかもしれませんが、相手の立場になって考えてあげましょう。

  • マニュアルの作成

どんなに丁寧な引き継ぎをしていても、仕事をしていればわからないことがでてきます。そんな時に困ることのないように、マニュアルを作って、あなたが辞めた後もそのマニュアルを見れば大抵のことは解決できる状態にしておきましょう。マニュアルの中にはあなたが担当してきた業務だからこその、大切な情報がいっぱい詰まっていますのでそれをしっかりと引き継ぎ、業務に支障がでないように工夫することも大切です。

円満退職はどんなに気を付けていても、辞める会社の上司や先輩に納得してもらえるような仕事や引き継ぎができなければ意味がありません。特に技術職のように同業種に転職する場合は、円満退職になるようにしっかりとした引き継ぎを行うようにしてくださいね。ただ業務を伝えるだけでなく、引き継ぎした相手が問題なく業務ができるようにしましょう。